傘はある

健康で文化的な愛にあふれた生活

無職、沖縄へ

これから沖縄に行く。
無職のくせに、無職だからこそ、生まれて初めて沖縄に行く。
みんな知ってる?無職も沖縄に行けるんだよ。
今わたしは空港に向かう電車でこれを書いている。

沖縄に行くのはもちろん観光も兼ねているけれど、メインイベントは彼氏の実家にご挨拶をすること。
初めて彼氏の家族や親族に会う。
お父さんには先週一度お会いしていて、わたしの誕生日に一緒に食事をした。
わたしの想像では「初めまして、◯◯(彼氏の名前)の父です」といった感じで厳かに?穏やかに?自己紹介されると思ってたんだけれど、会うやいなや「どうもどうも!こんにちは!△△(彼氏のお父さんの名前)です!」と握手を求められた。
息子の彼女相手に続柄なしに自分の名前名乗っちゃうのサイコーすぎるでしょ、もう完全に好きになってしまった。

その日はわたしの誕生日だということを知っていたみたいで、「おい!歌っちゃうぞ!」と彼氏を促し小声でハッピーバースデーも歌ってくれた。
あんなにも簡単で有名な歌なのに歌詞を間違えちゃってて、余計に好きになってしまった。
わたしの好きな人の好きな人がざっくばらんな感じで接してくれると、わたしはその人のことをすぐ大好きになってしまう。

すごくフレンドリーなお父さんだったので、実家にご挨拶に行くこと自体は別に緊張してない、むしろ楽しみだ。
ただこんなことは人生で初めてのイベントなのでわからないことが多すぎる。
まずは手土産にめちゃくちゃ悩んだ。
前回のブログでお土産に関する講釈を垂れてしまっているので失敗なんてできない。
阪急百貨店の地下で、1時間半ぐらい徘徊して脳みそを振り絞っていた。
もう国は「恋人の実家に挨拶に行くときに買っていくお土産はとらやの羊羹以外を買うとめちゃくちゃ失礼にあたるので死刑」ぐらいの法律を作ってほしい。

あとは洗濯問題、これはかなり重要だと思う。
だってさ?!?沖縄だよ?!!絶対海入るじゃん?!!!濡れたやつどうすんの!??!
洗ってもらうの?!!洗濯機貸してもらうの?!!?
もうわかんない!!!汚れたり濡れたりした服は全部捨てて全裸で帰ってくる!!!!
と既婚者の友達の前で大騒ぎしたら「いや…着替えたくさん持って行きなよ…あと海に入って濡れた服はきつーくかたーく絞りなよ…」と言われた。
さすが既婚者!ヨッ!人生の先輩!
独身無職のわたしにはない発想!

手土産も服装も家での過ごしたも何もかもがわからなくなっていたとき、既婚者でお子さんが2人いる友達に「あばちゃんはいつも通り振る舞えば大丈夫だと思うよ」と言われて、とても気持ちが楽になった。
そうだよね!!!!
わたしなら大丈夫大丈夫!!!!
わたしが無職で声がでかいことしか取り柄のない丸顔のそこそこブスな女だと知っていて快く招いてくれるご家庭だもん!!!!
ただひたすらにハッピーでサイコーな時間を過ごしちゃおっと!!!!

彼氏のお父さんと初めて食事をした帰りに「あばちゃんが沖縄に来てくれる日、雨降んないといいな…」と言われた。
お父さん大丈夫です、わたしは無職で声がでかくて丸顔でそこそこブスな女ですが、生粋の晴れ女なんですよ。